スマートソーラー(東京都中央区)は、北海道釧路町において、釧路町運動公園エリアの5つの公共施設に太陽光発電と蓄電池を組み合わせた地域マイクログリッドを構築し、8月14日から本格的に稼働させた。
釧路町運動公園エリアに位置する総合体育館と温水プール、隣接する富原小学校、富原中学校、学校給食センターの5施設を自営線で接続し、ソーラーカーポート(駐車場型太陽光発電設備)と大型蓄電池を利用してマイクログリッドを構築した。
ソーラーカーポートは、太陽光パネルの出力が642.6kW、パワーコンディショナー(PCS)の出力が492.84kW。蓄電池は、出力が250kW、容量が1000kWh。発電した電力はマイクログリッド内で自家消費し、系統網への逆潮流は行わない。
年間発電量は約63万6000kWhを見込み、年間CO2削減効果は約340tとなる。マイクログリッド内での再エネ自給率は約50%。また、非常時に電力を供給できる時間は、蓄電池の充電率が100%の場合、通常利用で約4時間、利用電気を節約することで最大48時間という。また、利用電気を節約すれば日中の電気を太陽光発電で全て供給できるという。
まずは同事業で20年間の供給体制を維持し、将来的には釧路町内の住宅や事業者にも展開していく計画。釧路町が掲げる「釧路町2050ゼロカーボンシティ」の実現に向け協力していく。