石油資源開発(JAPEX)は8月1日、千葉市にある同社技術研究所構内に同社初となる系統用蓄電池設備「JAPEX美浜蓄電所」を設置し、同日から営業運転を開始したと発表した。
同蓄電所は、リチウムイオン蓄電池を採用し、出力は1999kW、容量は約6000kWh。EPC(設計・調達・施工)サービスは、JFEエンジニアリングが担当した。
JAPEXは今後、これまで構築してきた電力事業の体制や培ったノウハウを活用し、同蓄電所の運営・管理、各種電力市場(電力卸市場・需給調整市場・容量市場)での取引を行う。市場取引に伴うアグリゲーター業務は、E-flow(大阪市)に委託する。
なお、東京都環境公社の令和4年度「系統用大規模蓄電池導入促進事業助成金」に採択され、電力系統に直接接続する大規模蓄電池の導入に必要な経費の一部について助成を受けた。
同社は、石油・天然ガス関連事業のほか、再生可能エネルギーでは、バイオマス発電所と太陽光発電所を建設・運営している。また、国の先進的CCS(CO2回収・固定)事業プロジェクトに2案件が採択されている。系統用蓄電池事業は、今回の案件が初めてとなる。